パリ・オペラ座バレエ学校教師
マーク・ドゥ・ブエ氏による指導者コース
Pédagogie
オペラ座メソッドにおける、解剖学に基づいた身体の使い方をメインに、バレエ教師に必要な知識や在り方を学ぶ、指導者のための2日間のコースです。
パリ・オペラ座バレエ学校にて約20年に渡り教鞭を取られているマーク・ドゥ・ブエ先生は、同時にフロア・エクササイズ「バレエテラピー」の第一人者として、フランス国内外にて若いバレエダンサーの育成に貢献されています。
解剖学的な知識を基に、プレースメントの改善を重視し、成長期の生徒をどう育て、どのように指導するかを常に探求し続ける指導法は、オペラ座バレエ学校の多くの生徒のレベルを確実に引き上げるとして高い評価を得ております。
また、その真摯で誠実な指導は、オペラ座メソッドを提唱される指導者のみならず、異なるメソッドを実践される教師の皆さまからも多く指示されております。
とりわけ、指導者コースでは、知識としての学びだけではなく、指導者としてどのように生徒に向き合うべきか、など、指導において大切な思想も学ぶことができ、日々指導を行う上での一つの大きな指針となることでしょう。
今回で4回目となる指導者コースでは、2日間の中で、バレエテラピーとクラシックレッスンの指導法を学び、それらの相乗効果によって踊るための体を作り上げる様子を知ることができます。
また、クラスを通して見学することは、指導法を学ぶ上で最も重要です。指導者コース受講生は、マーク先生のレッスンの見学が可能となりますため、実際のクラスの流れや、レッスンの展開の仕方を学ぶ機会にして頂ければと思います。
マーク先生の指導者コースは、フランスでも受けることのできない貴重な内容となっております。どうぞこの機会を最大限にご活用頂き、バレエ教育の成長と発展へと繋げて頂ければ幸いです。
対象:18歳以上の現在バレエ教師をなさっている方、または将来バレエ教師を志望されている方
ペダゴジー/教授法(バレエテラピー) バレエダンサーのためのフロア・エクササイズ「バレエテラピー」のエクササイズの中から、いくつかの主要なものを選び、それぞれの指導すべきポイントを学びます。 ターンアウトや柔軟性の向上、体幹の強化、床を押す力、全身のコーディネーションなど、バレエに必要な様々な要素を学ぶテラピーは、バレエクラスの前に行うことで、身体を目覚めさせ、踊りやすい状態を作り出します。
- 1日目(8/6)
- オリエンテーション
- ペダゴジー(バレエテラピー)
- …90分
- ペダゴジー(クラシック)
- …150分
- クラシック(実技)
- …90分
- 2日目(8/7)
- ペダゴジー(バレエテラピー)
- …90分
- ペダゴジー(クラシック)
- …180分
- クラシック(実技)
- …90分
講習会期間中のクラス見学が含まれます。
※マーク先生のクラスはフランス語で行われ、通訳がつきます。
※デモンストレーションとクラシック実技のピアニストには、オペラ座バレエ学校専属ピアニストの土屋裕子先生をお迎えします。
※オリエンテーションの担当は伊藤となります。
※怪我や不調などで実技クラスを見学されたい方は、その旨をご相談ください。
講習会クラス見学について
指導者コースの受講生は、以下のマーク先生のクラスの見学が可能です。
7月28日〜31日ジュニアB バレエテラピー / クラシック
8月2日〜4日一般 バレエテラピー / クラシック
また、指導者向けの見学日の7月29日、8月3日、8月6日は、マーク先生以外のクラスを特別料金3,000円(一日通し)にて見学することが可能です。
(除外クラス:アナトミー&コンディショニング / 保護者のための解剖学)
デモンストレーション生徒役募集!
【締切】 2018年7月5日(木)まで
【募集要項】
本講習会のいずれかのコースにお申込みいただき、以下の条件を満たす方。
且つ、バレエのレッスンを受けるうえで品位ある振る舞いができる方。
8月6日(月)「クラシック&バレエテラピー」
バレエ経験3年以上の9歳〜12歳程度の男女、3〜5名
8月7日(火)「クラシック&バレエテラピー」
バレエ経験5年以上の13歳〜16歳程度の男女、3〜5名
※申込み状況によって、クラシックまたはバレエテラピーのいずれかのみとなる場合がございます。
【申込み方法】
お問合せフォームよりご連絡ください。詳細をご連絡いたします。