【バレエ栄養学】いかに食べさせるのかが私の仕事!
以前、バレエ栄養学の村田先生とお話ししていて印象に残っているのが、
食べないダイエットをしている人が多すぎると仰っていたこと。
みんな食べないから、
いかに食べさせるのかが私の仕事!
という言葉がとても印象的でした。
主催者伊藤の話になりますが・・・
私も小学校高学年の頃から体型にはすごくコンプレックスがあって、
(小4の時、衣装がキツくて先生に痩せなさいと言われたのが始まりかも。)
周りの子もみんな常にダイエットをしてはリバウンドしていて、
中には拒食症になってしまう子もいたり。
みんなメンタルが弱くていつもぴりぴりしていて、
人と比べては自信をなくしたり、逆に自分は大丈夫だと思ったり・・・。
特に、中高生の頃は常に不安を抱えて、
自分を認められなくて、欠乏感を感じていました。
痩せなさいと言われて、
でも何をどう食べれば良いのかよくわからなくて、
自己流のダイエットでいつもお腹が減って
欠乏感から無駄に食べてしまっては罪悪感・・・という無限ループ。
そして、私が鬱になった時は、
一時的にではありますが、食べることが恐ろしくなってお肉が食べられなくなったり、
今よりずっと痩せているのに、
ちょっとでも体重が増えると自分の身体をそれはそれは忌まわしく思ったり。
本当に、自分にごめんね、という気分です。
バレエは常に美しさが問われ、
実際に細くないと踊りにくいし疲れます。
でも、だからといって食べないとか、
極端な食生活になるという選択は様々な意味でよくありません。
実際に村田先生が栄養指導する前の生徒さんのダイエット法を伺うと、
野菜ジュースだけで2週間過ごしたとか、
ダイエットのつもりで菓子パンとサラダだけで栄養素がまったく足りてないとか・・・。
色々とびっくりするようなお話があるのですが、
それって体もふらふらになって辛いけれど、
結局のところは精神的に辛いなと思います。
周りの人と比べては自分にダメ出しし続ける考え方は、
確実に心身を蝕みます。
バレエを習う子の多くは基本的に真面目だし、
きちんとしたご家庭のことが多いのですが、
その真面目さ故に、「認められなければならない」という気持ちが強くなって、
いざダイエットとなると極端になってしまうことも・・・。
食事をうまく取れるということは、自分とうまく付き合えること。
感性を絶やさないということ。
最終的には、自信をなくした時に、
それでも自分を認められるということに繋がります。
体もメンタルも、強くしなやかでいて欲しい。
そんな想いで、講習会にバレエ栄養学を入れています。
特に、ジュニアの子たちには、
思春期を迎える前に、太りにくく、でも健康的な、
豊かな気持ちでいられる自分に合った食事の取り方を学んでもらいたいです。
何事も事前に準備しているといざという時に役立ちます。
バレエ栄養学個人指導のお申し込みはこちらから。
お申込み締切は12/23(金・祝)です。
皆さまのご参加をお待ちしております!
Ai Ballet Academy 講習会事務局