講師プロフィールProfile

マーク・ドゥ・ブエMarc du Bouaÿs パリ・オペラ座バレエ学校教師。男子第5学年担当。パリ・オペラ座バレエ団にてプルミエ・ダンスールとして活躍。 イギリス・アメリカ等ゲストダンサーとして招かれる。ダンサー引退後、アメリカ、オーストラリア、ニース、カンヌ、モナコ等にて指導者として活躍。

現役時代のマーク・ドゥ・ブエ 1997年、当時のオペラ座バレエ学校校長クロード・ベッシー女史の熱心な招聘により、オペラ座バレエ学校に教師として戻り、以後17年間に渡りダンサーの育成に貢献している。 オペラ座の優雅で確実なテクニックの基盤を成す、解剖学に基づいた正しい身体の使い方を重視する丁寧なバレエクラスを行うと同時に、ダンサーに必要な柔軟性・筋力・平衡性・協調性等を総合的に養うトレーニング法「テラピーThérapie」の第一人者として、オペラ座ダンサーをはじめフランス国内外で指導を行う。 真摯なバレエ指導と優しく温かい人柄で、多くの生徒の可能性を伸ばしている。

マーク・ドゥ・ブエ

ミュリエル・アレMuriel Hallé パリ・オペラ座バレエ学校教師。女子第6学年担当。
1975年、パリ国立高等音楽院コンセルヴァトワールからパリ・オペラ座バレエ学校に転入。 1982年、オペラ座のコール・ド・バレエとして契約し、1986年コリフェ、1988年スジェに昇格。
2006年までの間、多くの作品に関わり、フランス国内及び海外ツアーに参加。新旧多くの作品のソリストを任せられる。 主要なレパートリーは、ルドルフ・ヌレエフの「眠れる森の美女」「白鳥の湖」「ドン・キホーテ」「ラ・バヤデール」「シンデレラ」「ライモンダ」「ロミオとジュリエット」、ジョージ・バランシン「4つの気質」、セルジュ・リファール「白の組曲」。とりわけジェローム・ロビンス「コンサート」、モーリス・ベジャール「コンクール」、ピエール・ラコット「パキータ」では、振付家より直に役を任せられた。 また、1997年のシーズンには、イングリッシュ・ナショナル・バレエにて多くの主役を踊る。

現役時代のミュリエル・アレ ノーテーション(舞踊記譜法)のコレオローグ(ノーテーター)としての一面も持つ。 CNSMDPにてベネッシュ・ムーブメント・ノーテーションの資格を取得し、オペラ座バレエ学校ではノーテーションの授業も受け持っている。
オペラ座バレエ学校の6ヶ月間の研修生クラスを2年間担当し、2008年にオペラ座バレエ学校の教師に任命される。

ミュリエル・アレ
石川 マドカ 石川 マドカ通訳 / アナトミー&コンディショニング / オステオパシー
石川 マドカ

石川 マドカ通訳 / アナトミー&コンディショニング / オステオパシー 幼少よりクラシック・バレエを始め、谷口バレエ研究所及びバレエ団えぽっくに所属、谷口登美子に師事。 2000年より2年間、カンヌのEcole Supérieure de Danse de Cannes Rosella HIGHTOWER(ロゼラハイタワーバレエ学校)でバレエ、コンテンポラリーダンスを学ぶ。 ピーター・リュートン、マーク・ドゥ・ブエらに師事。またこの間にピラティスをクリスチャン・ドメニシより学ぶ。
恩師、ピーター・リュートンの薦めで2002年より7年間、Centre International D’Ostéopathie (オステオパシー国際センター)にてオステオパシーを学ぶ。 2008年9月、日本人として初めてフランスのD.O.(オステオパシーの国家資格)を修得。オステオパスとして働く傍ら、リュートン氏のアシスタントとして、ロゼラハイタワーのダンサー達を診療する。 また、同校の夏期バレエセミナーにて解剖学及びダンスレッスンの日本語通訳を担当。Youth America Grand prix2010日本予選にてコーチング・アナトミックのワークショップ、及びオステオパシーのセッションを担当。
自身のオステオパシー診療所を開業後、2015年6月フランス文化省公認クラシック・バレエ教師国家資格を修得。現在、バレエ教師としてパリ郊外で教える傍らオステオパスとしても活躍する。

伊藤 藍衣 伊藤 藍衣オリエンテーション / アナトミー&コンディショニング
伊藤 藍衣

伊藤 藍衣オリエンテーション / アナトミー&コンディショニング Ai Ballet Academy主宰
4歳よりバレエを習い始め、谷口 登美子、チエ・トミオカ等に師事。 1997年より東京にてパリ・オペラ座バレエ学校教師マーク・ドゥ・ブエ氏の講習会及び、プライベートレッスンを定期的に受講し、バレエとテラピーを学ぶ。 解剖学的根拠に基づくドゥ・ブエ氏の的確な指導に感銘を受け、解剖学を学び始める。 2003年より1年間フランスパリにてドゥ・ブエ氏に師事。帰国後、本格的にバレエ指導を開始。 2007年より早稲田大学大学院文学研究科修士課程演劇映像学専修舞踊コースにてバレエの指導法について研究後、単位満了退学。
現在はフリーのバレエ教師、ピラティスインストラクターとして活動し、Ai Ballet Academyでは機能的な身体の使い方を重視したクラスを行っている。 近年では、動きの根源である「感覚」や「知覚」といった分野の学びを深め、ダンサーが自分自身の身体を容認し、持てる可能性を最大限に活かすための指導を探求している。

BASI Pilates certified mat instructor
パリ・オペラ座バレエ学校認定教育学Ⅰ・Ⅱ終了
動きの指導者のためのロルフィングセミナー「ホリスティック・システム」第4期修了
©ブログ http://ameblo.jp/ballet-le-parc/

武田 沙羅 武田 沙羅通訳
武田 沙羅

武田 沙羅通訳 5歳より矢沢バレエスクールにてバレエを始める。
矢沢ヤクシニィ、北原秀晃、早川恵美子、坂本登喜彦、森本由布子、Fabienne Cerutti, Amélie Lamoureuxらに師事。 アメリカ、フランス、ロシア、ルーマニアなどで研修を積み、日本、海外での公演に多数参加。お茶の水女子大学フランス語圏言語文化コース中退。 2014年にフランス国家認定クラシック・バレエ教師の資格を取得、2015年にはユネスコ認定クラシック・バレエ教師となる。 Institut international de danse Janine StanlowaやEuropean danse center Goubéにてアシスタントの経験を積み、2015年よりConservatoire de Clamart にてメイン教師としてクラシック・バレエを教える。

武田 沙羅 土屋 裕子ピアニスト
武田 沙羅

土屋 裕子ピアニスト 1990年より、パリ・オペラ座バレエ学校専属ピアニスト。
当時のバレエ学校校長であるクロード・ベッシー女史により、外国人では初めて任命された。
子供時代はピアノよりもバレエが好きだったが、病気の為にポアントを履いて喜んだのも束の間だった。以後ピアノに専念し、国立音大を卒業後、パリに留学。 マーグダ・ターリアフェロ女史に師事、エコールノルマル音楽院、スコラカントルム音楽院で学び、1983年よりバレエピアニストとして、CRRブーローニュ、CNSMDPパリ高等音楽院、CRRパリ等に勤務。
パリで行われるYouth America Grand Prixヨーロッパ予選のピアノを担当。 2013年パリオペラ座バレエ学校300周年記念の際に始まったオペラ座バレエ学校夏期講習会は、既に3度目の参加となる。

Video DVD
Madame Claudette Scouarnec(元エトワール、パリ・オペラ座バレエ学校教師)の指導によるレペルトワール vol1, vol2

1987年~91年迄 『バレエの本』音楽之友社刊に『パリ便り』を執筆。 2009年~『スワンマガジン』季刊  平凡社刊 に,『パリオペラ座バレエ学校の四季』を執筆中。
1990年に3年に在籍していた、カール・パケット、ジェレミー・ベランガール、はエトワールとして活躍中。 子供達の成長を見守る事に生き甲斐を感じていると同時に、踊りやすい音楽の追求に念を燃やしている。

小泉 直美 小泉 直美ピアニスト
小泉 直美

小泉 直美ピアニスト 東京音楽大学を卒業 8才よりバレエを習う。 ピアノを富樫啓子、丸山恵美、故中島和彦、故H.ハウザーに師事。指揮を汐澤安彦、三石精一に師事。 短期でウィーンに渡りピアノを学ぶ。国内外に於いて各国のバレエ団芸術監督、プリンシパル、バレエスクール校長等のワークショップの伴奏を務める。 ローザンヌ国際バレエコンクール日本事業部バレエセミナー、日本バレエ協会のバレエセミナー及びオーディション、ジャパングランプリ、YAGPニューヨークファイナル等でワークショップの伴奏を務める。 現在バレエ団やオープンクラス等で伴奏すると共に後身の指導にもあたる。

小泉音楽教室主宰
2013年度ジュニアピアノコンクール優秀指導者賞
2015年より洗足学園音楽大学非常勤講師

星 美和 星 美和ピアニスト
星 美和

星 美和ピアニスト 北海道に生まれ、4歳より星寿次氏にピアノを師事し、バレエを釧路バレエアカデミーにて始める。洗足学園大学音楽学部にて石川治子氏に師事。
卒業後、世界的バレエ教師であるブライアン・ロフタス氏に出逢い、バレエピアニストとして英国のバレエスクールにて研修。
松山バレエ団専属ピアニストを経て、現在フリーのピアニストとして日本の各バレエ団、オープンクラスにて活動を広げている。 また、海外から招聘された外国人教師からの信頼が厚く、ワークショップなどで全国を回る。 ユース・アメリカ・グランプリ2014ニューヨーク・ファイナルでは、ワークショップ・ピアニストを務める。
現在6枚のCDをリリースしており バーオソル 竹田純氏のDVD(講談社、学研出版から出版)に音楽を提供している。

村田 裕子 村田 裕子栄養学
村田 裕子

村田 裕子栄養学 管理栄養士・料理研究家。STUDIO IDEA主宰。
日本女子大学家政学部卒業後、ファッション誌の編集者を経て管理栄養士・料理研究家に転身。
雑誌、新聞、テレビなどのメディア、食品会社、製薬会社にて、健康とおいしさを兼ね合わせたレシピ開発や栄養指導などを行う。著書多数。
2012年より新国立劇場バレエ研修所、栄養学講師。バレリーナの食事カウンセリング、バレエ指導者や保護者に向けた栄養サポートの講演、バレエ雑誌への寄稿など、バレエ栄養学の指導者としても活躍中。
自身もバレエを趣味とし、バレリーナ特有の食の悩みに寄り添いながら、スポーツ栄養学のエビデンスに基づいたサポートを行う。 心身ともに健全な若手芸術家の育成はいま一番力を入れている研究テーマ。